身近なマイナーな釣りの高いハードル
川辺で糸を垂らしていると、ふと「このハリで本当に合っているのかな」と思うことはありませんか?
魚は同じでも、使う鈎ひとつで釣果が変わる――そんな奥深さが小物釣りの面白さです。けれど、いざ釣具店に足を運ぶと、……欲しいものが全然ない!!
川の小物釣りは、そんなことが良く起こる、身近な場所のマイナーな釣りです。
今回は、そんな「ハリ選びの小さな悩み」をわたしが遭遇した苦労をストーリー化して、わかりやすく紹介します。
端的に言えば、ネットショッピングの勧めです。時には、通販に頼ったほうが充実感が得られることもあるのです。
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| ・今日は10円玉よりはるかに小さいフックが、どこにも置いていないという話 |
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秋の陽ざしがやわらかく川面を照らしていた。風は少し冷たく、澄んだ空気のなかで竿先の影がゆらゆらと揺れている。オレは腰をおろして、仕掛け箱を開いた。いくつかのパッケージの中には無造作に鈎が転がっていて、すべてが金色に光っている。
フィンガーノットを覚えてからというもの、オレの釣りの幅は広がった気がしていた。ハリスを好きな長さで結べるし、強度の調整も自分でできる。仕掛けを一から組むたびに、釣り人として少し成長したような気がして、胸が高鳴る。
だが、問題は別のところにあった。ハリ、つまり鈎(つりばり)の種類が、思いのほか少ないのだ。
